@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000349, author = {平野, 実良}, issue = {60}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要, BULLETIN OF NIIGATA SANGYO UNIVERSITY FACULTY OF ECONOMICS}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 本稿では,2017年度から2019年度の3年度間に3回実施した「柏崎市活性化を目指す地域通貨流通のための市民意識・消費動向調査」の結果を比較しどのような変化があったのか,今後の考慮点としてどのようなことが挙げられるかについて考察した。商店街の利用状況では,各年度において最も割合が高かったのは,全年度とも「ほとんど利用しない」であったことが明らかとなった。また,「あまり利用していない者」とした場合では,各年度とも約7割の人が商店街を利用していないということも明らかとなった。地域通貨の認知度の比較では,「はい(風輪通貨)」の認知度の割合が,+11.7%となったことが明らかとなった。一方,「いいえ」は-11.9%であった。これらの結果からは,地域通貨(風輪通貨)の認知度は向上したと考えられる。風輪通貨がどのようなところで利用できればよいかの比較では,各年度において最も割合が高かったのは,全年度とも「商店街や市場での商品・サービスの購入」であったことが明らかとなった。増減として最も減少していたのは「清掃や除雪等のボランティア活動への対価」の-3.3%であった。地域通貨・風輪通貨の認知度と関心の度合いは向上したが,地域通貨本来の意義や役割はまだ十分に理解されていない可能性がある。そのため,利活用に関することだけでなく,地域の実情と併せて地域通貨・風輪通貨の意義や役割を正しく理解してもらうための方策や活動を続けていくことが不可欠である。, application/pdf}, pages = {1--21}, title = {市民意識と地域通貨の課題:2017~2019年実施「柏崎市活性化を目指す地域通貨流通のための市民意識・消費動向調査」より}, year = {2022} }