@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000334, author = {平野, 実良 and HIRANO, Miyoshi}, issue = {57}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要, BULLETIN OF NIIGATA SANGYO UNIVERSITY FACULTY OF ECONOMICS}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本稿では,2017年度と2018年度に実施した「柏崎市活性化を目指す地域通貨流通のための市民意識・消費動向調査」を比較しどのような変化があったのか,今後の考慮点としてどのようなことが挙げられるかについて考察した。商店街の利用状況の比較では,「ほとんど利用しない」の割合が最も増加していた。この項目の「利用する」の中で割合が増加していたのは,「週に2,3回は利用する」だけであり,その他の「利用する」はすべて割合が減少となっていた。地域通貨の認知度の比較では,割合として「はい(風輪通貨)」と「はい(その他の地域通貨)」が増加しており,「いいえ」は減少していた。地域通貨への関心の度合いの比較では,割合が最も増加していたのは「ややある」であり,次に増加していたのは「どちらともいえない」であった。また,割合が最も減少していたのは「あまりない」であり,次に減少していたのは「まったくない」であった。風輪通貨がどのようなところで利用できればよいかの比較では,2回の調査において割合そのものが最も高かったのは「商店街や市場での商品・サービスの購入」であったため,このことに対する検討は変わらないが,「清掃や除雪等のボランティア活動への対価」,「NPOや市民団体への寄付」への利用は減少しており,これらは地域通貨・風輪通貨の理念や目的として根幹に関することであるため,利活用の検討だけでなく地域通貨・風輪通貨の意義や役割を正しく理解してもらうための方策や活動が必要と考えられる。}, pages = {55--67}, title = {市民意識と地域通貨の課題 :アンケート調査結果の比較検討}, year = {2021}, yomi = {ヒラノ, ミヨシ} }