@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000320, author = {権田, 恭子}, issue = {57}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 本稿では、「柏崎リーダー塾」と、新潟産業大学と新潟工科大学の二大学の連携事業である「まちかど研究室」がコラボレーションして若者向けの柏崎PR動画を制作、発信したプロジェクト「み・し・て かしわざき」の事例を通じて、大学生と地域の若手リーダーによるシティプロモーションの可能性と課題について検討していく。若い世代の感性を発揮し、全編をスマートフォンで撮影した動画制作からYouTubeを活用した発信までを、映像制作の専門家に頼ることなく、学生と地元企業の若手リーダーが協力し、試行錯誤しながらプロジェクトを進めたことに対しては、地域で一定の評価が得ることができた。一方で、本プロジェクトで掲げられた「地域の『定住人口』を増やす」という目標設定は、近年その限界性が指摘されており、2020(令和2)年度からの第2期「地方創生」においては、「関係人口」という新たな概念を掲げて、必ずしも定住せずとも、様々な形で地域に関わっていく人口を増やすことで地域活性化につなげようという動きが注目されている。さらにより実質的な「関係人口」を想定すると、地域外の人へのPRのみに目を向けるのではなく、すでに当該地域で生活をしている人々が一層地域への愛着を持ち、熱量を持って自らが行動を起こすことが、外部からの人口を獲得することと同様に重要であることから、次世代の地域リーダーたちが学生、社会人の垣根を越えて共に取り組んだ本事例は、動画の再生回数の多少に関わらず、シティプロモーションの視点からの意義を有するものであると評価できる。, application/pdf}, pages = {45--54}, title = {「柏崎リーダー塾」と大学生による柏崎PR動画制作プロジェクト「み・し・て かしわざき」を通じたシティプロモーションの試み}, year = {2021} }