@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000313, author = {絹川, ゲニイ}, issue = {56}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Jun}, note = {論文(Article), 世界のエネルギー構成を見れば,化石燃料は約8割を占め,その化石燃料から排出される二酸化炭素(CO2)は大気中のCO2濃度を増加させ,地球温暖化を起こしている可能性が高いと言われている.地球温暖化を防止し,循環型社会形成を実現できる有効な対策としては,現在の化石燃料を中心とするエネルギー構成を変えて,化石燃料から再生可能エネルギーへ転換して行くことがもっとも重要とされる.このような観点から,既に世界規模で脱炭素の動きが出ており,近年の中国は他の先進国を超えるスピードで再生可能エネルギーへ転換して行く方針を鮮明にしている.2017の統計によれば世界で再生可能エネルギー導入が最も多い項目が水力発電,風力発電,太陽光発電である.世界の水力発電総導入量が約11億kWに達するが,中国は全体の28%を占め,累積導入量3億kWを超え,世界第一になっている.世界の風力発電の累積導入量が4億8,700万kW,中国の累積導入量は1.7億kW,また,太陽光発電では,世界の累積導入量は3億300万kW,中国の累積導入量は7700万kWに達し,これらの導入量でも世界第一になっている.エネルギー構成を見ると,2000年の再生可能エネルギーの割合は6.4%だったが,2010年には8.6%に,2016年には13.3%に,2018年は20%台まで増加してきている.2019年現在の統計と報告によれば,今後もさらに拡大して行く傾向にある., application/pdf}, pages = {1--7}, title = {中国における再生可能エネルギーの現状と動向}, year = {2020} }