@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000308, author = {高橋, 成夫}, issue = {55}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 経営学の中心分野である経営戦略論において、企業がCSRを意識して企業経営の中に環境活動を取り込む環境対応は、1990年代の後半までその研究対象とされてこなかった。2000年代になり、企業はようやく環境対応を積極的に経営戦略に取り込んでいくようになった。現在では環境対応に積極的に取り組む企業が増え、工場や各部門にとどまらず全社的に行っている企業が多くみられる。この環境対応を経営戦略に取り込んだ環境経営戦略を策定し実施することは、規制適応を超えて企業の競争優位に貢献する行動である。この企業の環境経営戦略は、環境負荷の低減効果だけにとどまらず、技術革新を促進して経済成長を推し進める効果も持っているのである。 本稿では、環境経営戦略において環境対応が経営戦略に取り込まれて、どのように競争優位に結びつくのかを考察する。まず、経営戦略の階層レベルの相互の関係性について示す。ついで、企業の環境対応の変化について経営戦略の観点から類型化したハートらの説を拠り所として、環境経営戦略がもたらす競争優位について明らかにする。そのうえで、ポーター仮説とはどのようなものか検討し、企業の環境対応の今後の課題について述べる。, application/pdf}, pages = {11--18}, title = {環境経営戦略に関する一考察}, year = {2020} }