@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000298, author = {高橋, 成夫}, issue = {54}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Oct}, note = {論文(Article), 企業は、基本的に営利的な生産組織として社会的な役割を付与されている。今日の企業経営の中心的課題は、企業が激変する環境の中でいかに自ら環境に適応して存続と成長を確保できるかにある。この企業の環境適応のための方向性や指針を与えるのが経営戦略である。近年これまで経営戦略論において直接考察の対象とされてきた環境の市場関係以外に、社会との多様な関係の比重が大きくなってきていることから、企業と社会との関係づけを規定し、社会全体の中で企業の方向性を決定するという観点から経営戦略を考える必要がある。このような状況から、企業の営利性と社会性を両立し具体化する経営戦略が求められることになるが、実現可能か問題である。そこで、本稿ではこの問題を解くのに、まず経営戦略の枠組みにおける社会にかかわる戦略(社会戦略)の位置づけについて検討する。そのうえで昨今名だたるグロ-バル企業が取り組むポーター(Porter,M.E.)とクラマー(Kramer,M.R.)の提唱したCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)戦略の考え方、さらに共通価値の実現方法について考察し、本業の経営戦略の枠組みの中で営利性と社会性の両立を実現できる可能性はあるが、社会的価値(社会的課題の解決)の測定などに課題のあることを論じる。, application/pdf}, pages = {15--24}, title = {経営戦略における社会的視点}, year = {2019} }