@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000279, author = {高橋, 成夫}, issue = {53}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Jun}, note = {論文(Article), 企業の経営戦略の意義を問うとき、企業の本来的な目的との関係を抜きにしては語れない。企業の本来的な目的とは、経営活動を通じての利潤追求である。したがって、企業にとっては、利潤をどのように確保するかと同時に、環境の変化にどのように適応するかということが、重要な課題となっている。こうした課題に応えて考え出されるのが、経営戦略にほかならない。このようにして、1960年代に登場した経営戦略論では、個々の企業の体質の強化のための施策として位置づけられていた。70年代に至ると、経営戦略は多角化を背景とした事業展開の効率的な方法を模索したものへ変化した。さらに80年代には、企業間における競争を征するための戦略へと変化してきた。また90年代以降になって、個々の企業が有する独自の経営資源こそが持続的競争優位性の源泉であるとする資源べースの戦略論が位置づけられている。そして最近では、経営戦略論の一動向として企業の社会性の問題に応えるCSR戦略が加わってきている。そこで、本稿ではまず経営戦略研究の流れについて時系列的に概観し、多種多様な経営戦略研究の流れの中で、CSR戦略がどのように位置づけられ、捉えられているか明らかにしていく。, application/pdf}, pages = {7--17}, title = {経営戦略論の一動向について}, year = {2019} }