@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000269, author = {江口, 潜}, issue = {50}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 日本企業においては終身雇用制度の下、労働者の勤続年数の伸びに伴う賃金上昇が大きく、そのため労働者の賃金プロファイルは、勤続をしているならば長期間賃金上昇が続く、いわゆる「年功賃金」体系になっている。そのような、勤続年数の伸びに伴う賃金上昇が大きい賃金体系になっている主な理由としては労働者が「手抜き」をしないよう、雇用後しばらくは賃金支払いを保留しているため、とするインセンティブ仮説と、労働者に企業特殊的資本が企業から投資されるが、その際その投資費用を若年時に自己負担する一方後年になってそのようにして蓄積された企業特殊的人的資本による生産性上昇が生じるから、とする人的資本仮説とがある。本稿では人的資本仮説につい日本の製造業の男子ホワイトカラー労働者について1991年および1996年の「賃金構造基本調査」の、公表されている集計データを用いて実証的に調べる。その結果、全てのいずれの年のデータについても人的資本仮説に対して整合的な結果が得られる。すなわち日本企業の賃金体系が年功的である理由として人的資本仮説を有力視する結論が得られる。, application/pdf}, pages = {41--46}, title = {日本企業では賃金はなぜ勤続に伴って賃金は上昇するのか? : 人的資本仮説の一検証}, year = {2018} }