@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000262, author = {堀口, 俊二 and 下斗米, 哲明}, issue = {48}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Jan}, note = {論文(Article), オランダ測量術が1641年から1649年に日本に伝わった.江戸幕府(1603-1867)は国絵図作成のためにオランダ流測量術を奨励した.秘伝規矩元法別伝・八事絵巻と規矩元法別伝目録秘八目録図解は,清水貞徳(1645-1717)が確立したオランダ流測量術である.絵巻は題名,著者,年代不明である.目録は盛岡藩家臣簗田義智(義和)が1759年に盛岡藩別家の殿様に献上するために書いた.これら2つは,目録の最初の4ページを除けばほぼ同じ内容であり,どちらが古いか以前から問題となっている.本稿の目的はこれを考察することにある.このため我々は2つの違いを詳細に比較する.その結果「絵巻は目録より古いであろう.目録は殿様用に模写・改良したものである.」という結論を得る.さらに清水太右衛門尉貞徳の説明箇所では,絵巻では門弟は「数千人」とある.この「数千人」は当時の清水流測量術の隆盛を示す貴重な数値である., application/pdf}, pages = {65--77}, title = {秘伝規矩元法別伝・八事絵巻と規矩元法別伝目録秘八目録図解の比較}, year = {2017} }