@article{oai:nsu.repo.nii.ac.jp:00000220, author = {小林, 健彦}, issue = {41}, journal = {新潟産業大学経済学部紀要}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 日本列島の中では、文献史資料に依って確認を取ることが可能な古代以降の時期に限定してみても、幾多の自然災害\n―気象災害、津波や地震災害、火山噴火、伝染病の蔓延等―に見舞われ、その度に住民等を苦しめて来た。ただ、地\n震に限定してみた場合、一定の周期や活動期の存在が明らかになりつつある。特に近世初頭に当たる慶長年間には、\n日本史史上でも特筆すべき大規模地震が頻発し、多大な被害を発生させていた。しかし、民衆はそれらの災害を乗り\n越えながら現在に続く地域社会を形成し、維持、発展させて来たのである。日本人に依る地域社会の形成は、災害に\n依る被害とその克服の歴史であると言っても差し支えは無いであろう。筆者は従前より、当時の人々がこうした災害\nを如何にして乗り越えて来たのかという、「災害対処の文化史」を構築するのに際し、文化史的、文化論的な側面より\nその検証作業を行なっている処である。本稿は、慶長年間に焦点を当てながら、文献史学の分野より接近可能な事象\nに就いて、その事例検証と、当時の人々に依る対処法とに就いて、検討を加えたものである。, application/pdf}, pages = {17--48}, title = {慶長年間に於ける謎の災害 : 文化論としての震災への対処}, year = {2013} }